塩カルによる結束バンドの腐食は侮れない

結束バンドを使うと見た目をすっきりとさせることができたり、作業のスムーズ化など多くのメリットがあります。

そのため使う場面は多いですが耐久性が高いことは重要です。しかし、強いといっても切断しにくいとか、少しの圧力にも屈しないという強さだけ必要ということではありません。もっと大切なこともありますので、違った面からもチェックしなくてはなりません。それが結束バンドへの塩カルの影響です。塩カルは凍結防止を目的にして路面などに散布することが多いです。

塩カルによって凍結しにくくなるので、結束バンドを寒さや凍結から守ることはできます。しかし、その代わりに強い腐食作用があります。金属の腐食作用が強いので、バンドもだんだんと腐食しますし、それが進むとまとめているケーブル類まで傷んでしまいます。ひどくなるとバンドとまとめているケーブルがくっついてしまって変形することもあります。これでは安全には使えません。

主に寒い季節に使うので冬に多い悩みですが、それでも一年中、快適に利用したいですから塩カルにも耐久性がある素材の結束バンドを選ぶ必要があります。特に地域によっては必須になることも多いので、今だけではなく冬も含めて考えると安心ですし、長く使えるのでメンテナンスとしてもラクになります。痛みがひどくなって何度も交換するよりは、初めにしっかりとした質の物を選ぶことで、手間も省けて寿命も長く使える結束バンドになります。

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