屋外で利用するネームプレートの耐候性について

耐候性とは何かご存知でしょうか。

これは自然に猛威から特定のものを守ることができる性能を意味しており、太陽の紫外線や雨などの自然の攻撃からどれだけ対抗できるのかを現しているものです。住宅の外壁も自然の猛威を受ける部分、耐候性が高い塗料を使うことで外壁の劣化を遅らせることができます。ちなみに、耐候性は高いものでも劣化は必ず訪れますので、いかに長く使い続けるかがポイントになって来るわけです。

所で、屋外で利用する設備機器にはネームプレートが取り付けてありますが、このネームプレートには修理やメンテナンスを行う時に必要な情報が記録してあるケースが多いのが特徴です。例えば、設備機器の製造年月日やシリアル番号、もしくは製造ロットなどが記載してありますし、設備機器の製品名や型番などもネームプレートを見ることで分かるようになっています。耐候性が高いものをネームプレートに使っておけば、屋外で使用している場合でも、文字がかすれて見えなくなるなどのトラブルを防止することが可能です。

製造ロットは、途中で設備機器の改良が行われた時の目安になるもので、どのようなロットから改良が行われているのかを判断する時に使います。もし、このロット番号が見えなくなっていると、修理する時に使用するマニュアルのどこを見れば良いのかが分からなくなるなど、適切な修理やメンテナンスができなくなる恐れも出て来ます。そのため、ネームプレートには耐候性が高いものを使用するケースが多いのです。

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