紫外線は機械の銘板の文字も見えなくする

地球上には強烈な紫外線が照射されていると言われていますが、これはオゾン層が破壊されたことで、従来と比べた場合に光線のパワーが多くなるなどの意味を持ちます。

紫外線の量は従来とは変わらないものの、光線を遮る作用を持つオゾン層が失われたことで、地上に降り注ぐ光のパワーが高くなっているわけです。日焼け対策を万全に考える人も多くなっているかと思われますが、紫外線は人だけでなく、地球上にある様々なものに対しての影響を及ぼしていると言います。

機械設備には機種名や製造年月日、製造番号や製造所などの情報が記載してある銘板がありますが、屋外で利用している銘板は紫外線のパワーにより、表示が行われている文字が薄れてしまうケースもあります。銘板に記載してある情報はメンテナンスを行う時や修理を行う時に必要な情報でもあり、これが薄れてしまうと正確な情報を入手できなくなる、メンテナンスや修理への支障をきたす可能性も高くなってしまいます。

屋内で利用する設備機器については太陽光線が当たるわけではないので、記載してある情報を読み取ることができても、屋外に設置してある製品についてはそれが困難になることも少なくありません。最近は耐候性を持つ銘板も登場しており、長年屋外で使い続けていても、情報を読み取ることができるものもあります。尚、製造番号は変更などに応じて修理方法が異なる時の道しるべになるもの、これが見えなくなると、修理対応が難しくなることもあるのです。

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