結束バンドは建設現場や工場などで、ケーブルや配線を束ねるために使われる道具です。

「インシュロック」や「インシュロックタイ」とも呼ばれます。それ以外でも、「結束帯」や「ケーブルタイ」、「配線バンド」などとも呼ばれています。多くがプラスチック製で、太さに合わせて差し込むだけで簡単に締めることができます。メリットでも、デメリットでもありますが、一度締めると抜いたり外したりできません。外す場合は、ニッパーなどの道具で切る必要があります。

最近では、再結束できるリピートタイプやヘッド部とバンド部が２つに分かれているタイプなど、様々な種類の結束バンドが商品としてあります。また、用途に応じて耐熱性や耐紫外線、耐薬品性などの種類があります。結束バンドが使われる前は、紐結束が主流でした。現在では、素材を生かした柔軟性、耐久性、コスト面から、広く使用されるようになりました。結束バンドの大きな特徴は、汎用性の高さにあるといえます。

洗濯の物干し竿の補強やバンドで材料同士をつなげて、棚やラックを作ったり、壁掛けコンセント代わりにしたりと工夫次第で色々な活用ができるのが、本商品の魅力です。日常生活においても有効活用できる商品ですが、小さなお子様がいるご家庭では注意が必要になります。一度結んでしまうと簡単には外せませんので、お子様がバンドで指などを巻いてしまうと危険です。そのため、お子様の手に届かないところに置くことが大切です。