結束バンドの使い方と最大結束数(mm)について

「結束バンド」とはプラスチックで作られていて、複数のコードを束ねるのに広く使われているものです。

使用方法は簡単で、ヘッドの部分に固定溝があり、テール部分をヘッドに通すことでテール部分の溝にヘッドを固定して使用します。通常切れることはほぼありませんが瞬間に強い力で引っ張られるとちぎれてしまう性質があります。別名を「配線バンド」「ケーブルタイ」とも呼ばれていて、優れた耐熱性・耐薬品性から全世界で使用されています。素材はナイロン・フッ素樹脂・ポリプロピレンなど様々な物で作られているため、素材によっては耐紫外線に難があるものの使い方に合わせた選び方も可能です。

よくしなり一度締めたら外せないタイプが一般的ですが、何度でも締めなおせる「リピートタイ」や屋外長期間の使用にも耐えられる「2ピースタイプ」など様々な種類の結束バンドがあります。そのため、使用目的により素材・種類の剪定はもちろん必要ですが長さにより最大結束径が変化するため、長さも吟味して使用することで劣化を抑えられます。長さ99mm→最大結束径22mm、長さ292mm→最大結束径76mmと概ね長さの1/4程が結束バンドの最大結束径に当たります。

長さに比例して厚みも変わります。この計算式を使用することでケーブルをまとめる他、収納で物をぶら下げたいときに結束バンドで輪を作りぶら下げられるようにするということもできますし、ラティスやワイヤーネットの固定にも使用することもできます。

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