結束バンドの用途について

結束バンドの用途というと、複数ある配線を束ねたり配線を柱などに固定したりと様々ですが、その大きさや素材・強度も様々です。

国内で使われだしたのは40年ほど前からだそうですが、それまで紐で束ねていたものを、柔軟性と強度のある樹脂製の物が広く使われるようになりました。現在では白や黒だけではなく、赤、青、黄、他にもあるかも知れませんが、色のバリエーションも豊富です。ですので結束バンドとしての用途だけでなく、インテリアやデザインの一部として使われる事もあります。

そして、それを何処で使うのか。これによっても強度の違いは出てきます。屋内で使うなら、ほぼ経年劣化のみですが、屋外はそうはいきません。風雨に晒されるような場所なのか、寒いのか暑いのかにもより劣化速度は変わります。その場所にあった結束バンドを使うことが大切です。用途は事業所や工場とは限りません。家庭での身近な使い方として、自転車用ライトの防水カバーです。小型のLED懐中電灯をそのまま固定する事も出来ますが、自転車屋外に置くことが多く雨ざらしになる事もあります。そんな時に透明なビニール袋を被せて一緒に固定すると、防水にもなりますし、ビニール袋が汚れてもすぐに取り換えられます。また、テレビ周りの配線はゲーム機やレコーダーなど様々な機器をつなぐ為、乱雑になりがちです。

さらに結束バンドで束ねたところでうまく纏まらない時があります。こんな時はワイヤーネット収納に固定すると、縦にも横にも収納できるのですっきり収まります。価格的にも安価なものですし、100円ショップでも購入できるものもあります。ちょっとした工夫で生活スペースをすっきり、おしゃれにする事に一役買っています。

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